中小企業の賃金設計を考える～
賃金設計を変えたいが、どうしたらよいのか？

うちの会社の賃金は、これでよいのか？
とにかく人があつまらない。賃金をあげないといけないのでは？
会社の業績が不安だ。このままだと払いきらなくなってしまう・・・

賃金について、悩まれる社長は多いです。

あなた様だけではありませんから、まずはご安心ください。

一番危険なのは、問題に気づかないままでいることです。

問題に気づいていれば、対処ができますから。

賃金の大切なこと。                             

賃金には二つの顔があります。

それは、会社が絶対に払わなければならない

債権であるという顔と、

会社を大きく成長させる原資という顔です。

あたりまえのことではありますが、

賃金を考える時、賃金のもつこの両極端の性格を

どれだけ考え尽くしたかーが重要です。

債権ですから、会社が継続するためには、

絶対に払える額にする必要があります。

また、原資ですから、100円払って100円の効果では

意味がないわけで、100円を数倍にしていくことを

考える必要もあるわけです。

そして、会社によって業績も、仕事も、仕事のやり方も

全く異なります。

だからこそ、中小企業の賃金の上手な運用には、

その会社の、つまりあなたの会社の現状を考えたものに

することが鍵になります。

大企業の賃金制度をそのまま反映しても、

うまくいかない理由は、

あなたの会社の状況を全く考えて作っていないからです。

賃金設計はどう進めるべきか

賃金設計を考えるとき、

債権としてのリスクを検討することは

会社を守る上で非常に重要です。

労働基準法をはじめとした法的な観点

からも、問題がないか検討する必要があります。

例えば、賃金表です。賃金表は、主に公務員の給与に広く使われていた

ことから、ここ数十年で中小企業の間でも取り入れている会社が

増えてきたように思います。

賃金表があると、運用も楽ですし、働いている人にとっても

分かりやすく、安心感があります。しかし、会社としては

それをそのまま導入すると、必ずこの金額を払うという

賃金債権リスクを抱えることにもなりかねません。

これは、賃金表そのものが良い、悪いということではなく、導入する場合は

業績が思わしくないときにも対応ができるように、想定して

賃金表だけでなく、賃金自体の設計、就業規則なども総合的に考えて

作り上げていくことがポイントということです。

たまに、賃金表がなくてはいけないと思われている方もいらっしゃいますが、

基本的には、賃金表は、あってもなくてもどちらでもOKです。

「賃金の見直しは、いきなり進めても大丈夫か？」

賃金の見直しを考えたいという場合、何か改善したい問題が

あることが一般的です。例えば離職が多い等々。

離職の原因を探ったら、パワハラが起きていたことが分かったら、

やるべきはパワハラの対処となります。

このように、まずは、その問題が賃金の見直しを行えば

改善されるのか検討することが大切です。

検討した結果、賃金の見直しが必要だとなった場合、

次に、自社の人事評価がどんな状態か確認することをおススメしております。

働いている人にとって、賃金と賃金を決める基準ともなりうる評価は、

裏表のような関係で、これによってやる気が出たり、なくなったりもあります。

たとえ、評価そのものが賃金額に反映されていなくても、です。

場合によっては、賃金の見直しはしなくても、人事評価の仕組みややり方を

変えるだけで、問題が解決することがあります。

賃金の見直しを行うよりも、

人事評価の見直しの方が会社にとって、おこないやすく

モチベーションの向上、全社員力アップにもつなげやすいため、

最初に、人事評価の見直しをおこなって、様子を見るという手もありだと思います。

それでうまくいけば、賃金の見直しは必要なくなるのですから。

エール事務所では、債権リスクや、モチベーションアップなど様々な観点から

お客様にとって最善だと思われる方法をご提案しております。

その一つに助成金利用があり、助成金がある場合は、

賃金、人事評価制度、就業規則作成を助成金を利用する形でご提案が可能です。

場合によっては非常にお得にご利用いただけます。

お気軽にお問い合わせください。


人件費削減を目的にした賃金設計のご注意点

もし、あなたの会社が”業績が不安だ。
このままだと払いきらなくなってしまう”という場合、

人件費削減を目的にストレートに賃金設計を行うと

社員の士気低下とともに様々な問題も

発生するリスクがあります。

つまり、あなたの会社にとって望ましくない
結果になりかねません。

その為、エール事務所では、安易な形で

人件費削減だけを目的とした賃金設計は承れません。

かわりに賃金ＳＯＳ相談にてご相談を個別に承っております。

会社存続のために、人件費削減を検討の方は、

どんな懸念があるのか、

どうやって進めていく必要があるのかなど、

賃金ＳＯＳ相談をご利用下さいませ。(詳細は下記)

社員の本音～会社がイヤになる瞬間とは

もし、あなたが経営者様なら、ふだんのあなたの会社の様子を
思い浮かべてみてください。

淡々と仕事をこなしているＡ君、

仕事をやっているフリのＢ君

きっと色んな顔が浮かぶと思います。

もし、あなたが淡々と仕事を真面目にこなす
Ａ君だと仮定してみます。

自分は次から次へと仕事をこなし、

きっちり仕事をしているのに、

ソリが合わない部長が

なんとあの、

見てない所でさぼっている社員のＢ君と

同じ評価にしたとしたら、どんな気持ちになりますか？

アホらしくなりませんか？

まさに、不公平な人事評価ほど、

真面目にやっている社員を

会社ギライにさせ、会社を辞める大きな要素に

なるものはありません。

真面目なＡ君を会社ギライにさせたのは、

直接の原因は、評価をした上司ですが、

そうした不公平な評価ができるシステムが

会社にあるからこそ

ともいえなくはないでしょうか？

真面目にやっている社員は

まさに自分の誠実さを会社に捧げて

仕事に没頭しています。

そうした社員は、会社にとって本当に宝ですから、

なんとしても、会社の発展のためには、

長くいてもらいたいものですよね。

人事評価の問題を、放置するということは、

真面目な人間を、会社ギライにするシステムを

作っていることと同じことになりそうです。

また、昨今は、成果主義に多くの企業が注目

しています。

成果主義という考え方は、たしかに公平であり、

ますます企業成績も伸びそうです。

しかし、成果主義を取り入れたのにうまくいかない

という企業様が多いです。

個人の業績貢献ばかりを主眼においた

人事評価システムを作った場合、

どうしても会社全体を考えるよりも

個人の成績をあげることだけに

社員が一生懸命になってしまいます。

なぜなら、個人の成績をあげたら

評価がされるからです。

そこで、大切なのは、

やった人が正しく評価されたと”思える”仕組みづくり、
会社の業績アップに貢献するようなシステムづくりです。

やった人が正しく評価されたと”思える”仕組みづくり
会社の業績アップに貢献するようなシステムづくり人事評価のご提案

やった人が正しく評価される仕組みづくりが
大切であることを、疑う人はいないでしょう。

問題なのは、それが難しいことなのです。

重要性がわかっていて、しっかり対処していても、

人が正しくだれかを評価することなんて、ある意味
不可能ではないでしょうか？

だからこそ、他人が正しい評価はできないということを

踏まえた上で、

本人がその評価を納得して

受け入れて、これからもがんばろうと思える

そういうシステムが肝要と考えます。

また、会社全体が底上げしていくようなシステムが
とても大切です。

エール事務所では、あなたの会社の現状、今後の方向性を
お伺いしながら、

オーダーメイドでご一緒に人事評価を構築していきます。

よい社員に選ばれる会社に！会社を成長させ、社員が活性化する賃金設計・人事評価コンサルティング

＊貴社オリジナルの賃金設計・人事評価制度をオーダーメイドでご一緒に作成していきます。

＊業績の問題により、人件費削減を目的に賃金設計を行うと、社員の士気低下とともに様々な問題も発生するリスクがございます。つまり、お客様にとって望ましくない結果になりかねません。会社存続のために、人件費削減を検討の方は、下記の賃金ＳＯＳ相談をご利用下さいませ。

＊会社存続のために、現在の賃金制度にご不安を抱えている方に、今後どうすればよいのか、のご相談を承ります。
＊ご相談はご面会のみとさせて頂きます。
＊全国対応可能です。(交通、宿泊は弊事務所が手配致しますので、お手間をとらせません。)
・貴社実施をご希望で、東京・千葉以外は、東京駅から計算した料金(実費)での別途交通費、宿泊が必要な場合は宿泊費(１万円以内)のご負担をお願いしております。
・実施場所は、弊事務所又は千葉駅すぐの千葉セミナールーム、貴社。東京駅周辺での実施も可能です。

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